アウトプットとブログ

このFRINGEブログもいつの間にか90個目の記事になりました。
初めは、昼間のホテルの支配人から見たホテルの裏側とか、名古屋や豊田のホテル清掃から見た客室の裏側とか、設備管理の裏側などを書いていこうかなと思っていたのですが、結局は自身が直近で考えている事や悩んでいる事、現状課題だと思っていること、興味があって調べた内容などを書いていることが殆どとなってしまいました。

現場の裏側系コンテンツにおいてもそれに対して自身が興味を持った場合やそこから何かを考えた場合には今後書けるときも来ると思います。(人から見て知らない世界だったり新鮮な情報でも、自分にとっては毎日のルーティンと感じてしまうと中々新鮮なものとして発信しづらくなるものですね。。)

ただこうして「ブログを書く」という作業自体は続けていく内に、非常に面白いものだと感じています。ブログを書くという事は、頭の中にあるものをテキストとして形のあるものに変換する作業になります。これまで、パワーポイントで資料を作ったりすることは数多くありましたが、テキストのみである程度の文字数の文章を書くという事は、小学校の時の読書感想文や大学時代の論文くらいしか過去に経験が無いような気がします。

正直、パワーポイントで資料を作るよりもテキストのみで書く方が現状難しいです。グラフや表、イラストや記号で簡易化できないということもあります。ただその分苦労してアウトプットしている為、頭の中の定着率が高い気がします。(忘れにくいです。)なので、下手に情報のインプットを何個も繰り返すだけよりも、1つブログを書くことでアウトプットしてしまった方が、実際に使えるインプット(コンテンツ)になると思います。

更に言えば、ブログ化・テキスト化で止まることなく、行動まで出来てしまえば完全にモノに出来てしまいます。具体的には、昨年12月から始めている「ランニング」です。現在も週2~4回は続けてられており、「ランニングは脳に効くかも」とテキスト化のみで止まらず、実際に習慣としてランニングしてしまっている現状はリアルにその効果を体感出来ています。

インプットとしての「読む」「聞く」「見る」で得られた情報は、脳の容量を守る為にも瞬時に忘れるように人間は出来ている為、良い情報をインプットしたら「考える」「書く」を通して直ぐにアウトプットする。更に出来れば、その内容を実際に「実行」してみる。「頭」だけでなく「身体」で覚えるというのは、本来の人間の学習構造なのかもしれません。

またアウトプットとしての「ブログを書く」や「ランニング」で感じたことは、結果が見えることの重要性です。例えば、このブログが90個目だったり、ランニング累計距離が100km到達だったり、結果としての形が見えることで、更にもう少しやってみようと気持ちがモチベートされるのは予想外でした。これは人によって個人差があるのかもしれませんが、マイルストーンの何パーセントを通過したというのが見えると自分の場合はやる気が出る事が分かりました。

この体験を受けて、仕事においても細かく段階やTo do毎に切り分けて、現在何パーセント到達したかを見える化するように工夫するようになりました。前よりも1日毎のアウトプット量が増えたような気がしています。(これももう少し定量化できるように見える化した方がいいかもしれませんね。)

聞く」よりも「言う」、「言う」よりも「書く」、「書く」よりも「やる」という大事なことに気づかされた90個目のブログでした。

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