初めちょろちょろ中ぱっぱ

新型コロナウイルスが世界中の市場を焼き尽くし始めています。
国内で言えば、BtoCが先に影響を受け、宿泊業、飲食業、交通機関、イベント業の需要が激減しました。

次に来たのが世界市場がダウンすることによる製造業への影響です。3月までの製造は既に2月時に発注済のもので、4月以降は発注がないため製造をストップする企業も増えてきます。ここからはリーマンショックの時と同じ現象が起きていきそうです。この3月最後の週から金融機関への問い合わせも増えている話を聞きます。

早く収束に向かって欲しいところではありますが、感染しないような形で、経済活動を工夫していかなければいけない状況でもありそうです。宿泊業で言えば、建物や土地を所有していない賃貸型のホテル運営会社の場合、4月、5月と続くとキャッシュアウトしてしまう施設が多く発生しそうです。既にそうした施設に目を付けて安く購入をしようとしている企業の動きも出てきています。

こうした時期に、需要に応じて価格を下げる、認知度を上げる為に広告を打つなどしても、なかなか効果は出てきません。そもそもターゲットとなるユーザがいないからです。

マスクとフォロワー

ただ、そんな時期にも非常に売れているものがあります。「マスク」です。
医療機関に最優先で送っている為、うちのホテルでも業務用として発注しましたが1ヵ月以上経っても納品はされません。

このマスク需要について、感染予防の意味合い以上に、「人がしてる(買う)からつける(買う)」の要素が強い気がします。これこそ、マーケティングで言う所の「フォロワー」による行動です。
「安ければ買う、良ければ買う」ではなく、「人が買うから買う」のこのフォロワーの人達は人口の68%が占めると言われています。

1.イノベーター【2.5%】: 自分の信念に従う、挑戦者、革新者
2.アーリー・アダプター【13.5%】: オピニオンリーダー、初期採用者、Appleの新商品に並ぶ人
3.フォロワー アーリー・マジョリティ【34%】: 大衆の中で早目に動く人
4.フォロワー レイト・マジョリティ【34%】: 大衆の中で遅めに動く人(みんなが利用した後で動く)
5.ラガード【16%】: 伝統を重んじる、保守派、変化を好まない

こうした5種類のタイプに人はおおよそ分類されるようです。

7%の壁

これまでにない新しい商品やサービスが出ると、まずはイノベーターやアーリー・アダプターの人達が購入し、合わせて【7%】の人達が利用し始めると、一気にフォロワーの大衆の人達に購入されるようになるようです。

まさに「初めちょろちょろ、中ぱっぱ、その後ゆっくり購入される」といった所でしょうか。

この分類、はたして自分はどのタイプになるのか少し考えてみました。
新型コロナウイルスに対しての対応から見れば、みんなの動きを見ながら調整しているので、完全なるフォロワータイプですし、HoteKanのようにこれまでにない新しい商品やサービスを出したいと思っている時は、イノベーターとも捉えれますが、なんとも分かりません。

ただ、アーリー・アダプターやラガードではない気がします。コンサルタント時代に自分はコンサルタントに向いていないなと思ったのが、今ある最新の情報を集めて、それを誰よりも早く加工・編集して発表することで、社会的に知的な人だと評価されることにはあまり興味が湧きませんでした。

アーリー・アダプターの人は、メディアや編集者、コンサルタントなどに向いているのかもしれません。またラガードほど頑固に保守派になることも難しそうです。ご自身がどの分類に属するか、色々なケースで考えて頂くと面白い発見があるかもしれません。

マスクが手に入りにくい異常な需要を見ながら、一方で閑散としたホテル市場を目の当たりにしつつ、今後どのようなマーケティングを考えていけば良いのか日々思案をしています。

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