秋と人事

今年もお彼岸が近くなり、まだまだ暑いとはいえピークは越えた感じの気温になってきました。

夏から秋にかけて、なぜか分からないですが、ホテルのスタッフの変動が起きる時期となります。

今年もスタッフの退職と入社の入れ替わりが起こりそうです。

父が代表を務めていた時は、スタッフの変動は殆どなく入退社も少なaかったようです。一方、私がホテルの代表になってからは、2~3年周期で大きくメンバーが変動します。

どちらが良いのかは分かりませんが、変動の度に副支配人である妻に負荷が大きくかかってしまいます。

この点については何とか改善しようと、これまでも多く議論してきており、誰もが分かり出来るようになるマニュアルを作ったり、オペレーション自体の属人性を出来る限り排除しようとしてきたのですが、1年くらいオペレーションが安定してくると、どうしても誰かが楽を始め、更に仕事を属人化させていき、その人がいないと困る状況を作ろうとし始めてしまいます。

すると、当然他のスタッフは不満が募り、結果退職していきます。

忙しい時や人が育っていない間は一生懸命仕事をしているので不満が出にくいのですが、安定して時間に余裕が出てくると逆に暇になり、人の粗探しをしたり、不満が出てきます。

安定してサービスのクオリティを一定になるように工夫すると起こるジレンマです。

今年もまたその季節がやってきてしまいました。。これも新陳代謝と捉え、新しい価値を生み出せる組織に変更できる良い機会にします。

宿泊業の今後

この3年ほどは3人の子どもの出産・育児とコロナ禍の中で、何とかやり繰りしながら耐え忍ぶ期間でした。

今年の春に入り、宿泊業も少しずつ回復を取り戻してきており、当ホテルもお陰様で昨年に比べて20%以上増え、お客様も少しずつ戻ってきました。

秋から「全国旅行支援」の施策も打たれるとの事で、今年行われた100周年の旅館組合の会合には菅元総理、麻生副総理など自民党の大御所が多く集っていました。

全国の旅館・ホテルはこの3年に及ぶコロナで財務的に大ダメージを負っており、普通に運営していくだけでもかなり厳しい状況が続いています。

また宿泊業界だけでなく、飲食店も場所によっては青息吐息状態です。名古屋の繁華街であった錦も今では人通りも少なく、壊滅的な状態です。

正直、一部の業界支援をしていても根本的な解決にはならない感じです。

そうした暗澹たる状況に対する突破口の手段を国や地方自治体も必死に探っており、その一つを「スタートアップ」という名の「起業」を増やして新しく産業を作ろうという方針を打ち出しています。

愛知県もかなり手厚いサポートをしてくれ、新しいビジネスをする人にとってはこれまでよりも楽に始める事ができます。

ただ、起業しても90%くらいの会社は上手く立ち上がらず日の目を見ません。実際、会社に入って頑張る方が結果が出る確率は未だに高いとは思います。

とはいえ、自身も世の中に対して新しいアプリサービスを提供し、苦しい状況である宿泊業界のオペレーションや品質向上に少しでも役に立てれればと考えております。

11月にネイティブアプリもローンチ予定で、「商標権」や「意匠権」「特許権」など必要と思われる防衛策を弁理士と相談し、利用規約や契約書も弁護士に内容をコンプラチェックしてもらい、12月にはPR展開へと着実に準備しています。

どうせやるのであれば、安定に座して少しずつ崩壊していくのではなく、常に変動はあるものの少しずつ良い方向やアウトプットを出せる事をしていきたいと思います。

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