記録という資産

2020年、コロナによって大きく変わってしまったのが仕事のスタイルです。特にPCで仕事が可能なオフィスワーカーは在宅ワークにシフトして、社外の打ち合わせや営業などもオンラインで行われることが当たり前になってきました。

東京から先に動きがありますが、地方都市も賃貸契約の解約など徐々に同様な動きが見られてくると思われます。徐々に、在宅ワークという名の実際は家でテレビを見ているだけのぼーっとした時間を過ごしているワーカーも出てきてしまうかもです。(実際そんな話も聞きます。)

9月以降、当ホテルも(特に応募はしていないのですが)他社ホテルから求人応募が何名か来るようになり、宿泊業も徐々に雇用を減らしていっているのだなと感じられます。

本日、名古屋の某鉄道グループの方と話しましたが、鉄道事業者はトラックなどの運輸以外、鉄道本体・宿泊業・観光バス・流通など軒並み壊滅的な状況との事で、観光バスの運転手から運輸トラックの運転手への異動等、これまでであれば起きなかった人材の交換や余ってしまった人材に対して厳しめの雇用条件へのシフト(実質的な退職促し)が始まりつつあるとの事です。

日々の何かを記録する

こうした未曾有な時代の状況について、このブログにはなるべく時々刻々のリアル情報を残しておきたいと感じています。前回の記事に書いたように、過去の記録を読み返すことで、次の現在に活かされることが良くあります。

その最中には記録よりもその瞬間や体験を重視すべきと思いますが、忘れない内に簡単でもいいので、記録に残しておくというのは、後々に大きな資産になるのではないかと思います。

現在、FRINGEではHoteKan設備というアプリを作って、色々なホテルや旅館で活用頂いておりますが、設備の問題を日々入力・記録していっている施設では「このアプリ無しではもう考えられない」とまで言ってくださっています。それはこれまで入力した設備修繕の記録という資産が既にとんでもなく価値を持っているからだと思います。

記録の資産を昇華させる

同様の外部記録装置として、糸井重里さんの「ほぼ日手帳」があります。美術館めぐりの絵日記、遊んだゲーム日記、食べたものの写真付きの日記、ビジネス理念や仕事で使える言葉を記録、アイデアやキーワードの記録、勉強時間の記録など。

言葉にしたり、写真にしたり、イラストを描いたりして、その時は何とも思っていないことも、形にして少しずつ貯めていくと、何かアイデアが必要になった時、思考・体験資産として効いてきます。そんな魅力を理解して、数多くの人が「ほぼ日手帳」を活用しています。

ピカソが30秒で描いた絵がとんでもない価値になるのは、「(これまでの蓄積である)30年と30秒で描いた」からです。データや事象をその時その時に切り取って集めて記録しておけば、後で整理してみると、とんでもなく価値の高いプロダクト(法則)を作れるかもしれません。

普段撮っている何気ない子供の写真を1ヵ月毎に区切ってアルバムにまとめるだけで、急に1枚1枚の写真からストーリーを醸し出すプロダクトに変わるのを見て、記録は資産になると自身でも確信しました。

「日々記録する」→「集める」→「法則性を見つけ整理する」→「キャッチコピーと共に出力する」、これを基にビジネスにも応用できればと考えています。

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