今年は大雨のお盆となり、今もまだ全国的に雨が続いています。2週間以上雨といった状態で、外も出れず気持ちも塞ぎ込みになる人も増えそうです。
ホテルなどの施設運営をしていると、大雨などの災害があると施設のどこかで影響が出てきます。
今回は、屋上の空調機の点火装置が雨と結露の為、ショートしてしまいました。急遽、業者さんにお盆の中、緊急修繕対応頂きました。
施設運営はどこもメンテナンスや修繕との闘いです。毎月収益があっても施設修繕だけで殆どが持っていかれる事も多いです。ホテルだけでなく、銭湯など温浴施設も同様かと思います。
また、お盆の時期は業者さんもお休みの事が多く、お盆明けは修繕ラッシュとなります。
うちもコインランドリーの修繕、ロビーフロアのエアコンの修繕など先週出来なかった作業を今日・明日だけでも色々と実施します。
建物も生き物ですので、なるべく抜け漏れなく日常の中で異常をチェック出来るようにしてあげないといけません。清掃スタッフ、フロントスタッフの設備や備品に対する理解や現状の把握を高めておくことは、非常に重要となります。
このお盆の時期、通常であれば帰省や旅行客などで宿泊のご利用は増えますが、今年は昨年に引き続きそうしたお客様はゼロです。
一方で、上記のメンテナンスの会社の従業員の方が複数社、複数の日数で泊って頂いております。仕事の方が安心して滞在できるように、同じ会社の方のみのフロア調整など最大限対応しています。
デルタ株となったコロナは緊急事態宣言など意に介していないくらいに感染が拡大しており、東京の知り合いの人も何人かコロナ感染された方を聞くようになりました。
実際に感染された方の話を聞くと、症状は様々ですが、共通してかなりキツイようで嗅覚・味覚障害も含めると2ヵ月くらいは影響がある方もみえました。他の人にうつした事も分かる為、大事な取引先の方にうつしたりすると、身体的だけでなく精神的にもかなりダメージが大きいようです。感染した知り合いの多くは仕事先と家との往復しかしていない人達なので、もはやどこで感染するかも分かりません。
止まない雨はないと言いますが、コロナ含めて雨が降っている期間がこれほど長いと、雨の時なりの生き方や調整力が必要不可欠となってきました。