先週は、普段ないようなイベントが重なる1週間でした。
1.Rivusis(ビル管理の会社)に税務署の調査が入る
2.国家試験(年1回)を受ける
3.消費税10%対応
4.ホテルの朝食がフルリニューアルオープンする
5.ホテルに新しいスタッフが入社し、オペレーションを立ち上げる
6.今まで起きたことのない設備異常がホテルで次々と起きる
1~4は既に完了していて、5と6は現在進行形ですが、時間が来れば何だかんだ一つずつ終わっていっている感はしています。
ただ、その最中はいつもながらですが暴風雨の中にいる感じで、永遠に続く「しんどさ」を感じます。更にマルチタスクのせいで、集中力が途切れ、質が低下し、更に余裕がなくなります。
マルチタスクはまともな仕事が出来なくなると自分でも以前書いていますし、そうならないように調整することが重要とも思っているのですが、とはいえ今やらないといけない事というものもやはり存在するものだなと思いました。。(日付が決まっているもの、突発的に起きる必ず対応しなければいけないもの等)
こうした(最近は2年に1回はある)暴風雨の過ごし方について、吹き飛ばされそうになりながらも今回は冷静に振り返り、考えることが出来ました。
じりじり進む
暴風雨の時は大概マルチタスク状態の為、普段なら数秒で判断できることも30分以上かかってしまいこともあります。(更にはそのまま忘れてしまう事もままあります。)
そんな時に効果があったのは、やれていないことを紙に吐き出して一旦放置することでした。そして直ぐに終わるようなものから、「じりじり」と手を付けていく事です。「パッパッ」と手を付けようとしたら、対応ミスと焦りが増えて、どんどん詰んでいきます(笑)
コンサルティング会社にいた頃は2~3ヵ月のプロジェクト単位の為、2ヵ月ほど息を止めて進めば最後は必ず終わりが来て息ができるのですが、事業を自身で運営するとなるとそうした期間限定のプロジェクトとは異なる為、瞬間的に無理しても続きませんし、結果が伴いません。
プロセスの最中はなかなか結果が出ず、問題ばかりが表出しますが、じりじりと進めば、変化が結果に出てきます。
風のない晴天は永遠に続くことはない
風のない晴天時は、比較的に色々と考える時間も持て、とても良い時期な気もしますが、よく考えると変化のない状態でもあり、しかもそれに知らず知らずのうちに慣れてしまい、徐々に飛び感を持てなくなってくるリスク状態でもあります。
適度な晴天の時(副交感神経メイン時期)と、変化を進める暴風雨の時(交感神経メイン時期)をある程度、事業計画やシミュレーションに組み込みながら受動的ではなく、主導的に出来ればと思いながら、暴風雨はいつの時も重なるものだと日々の準備不足を反省しております。。