今朝、娘をこども園に送った際、園内の桜が綺麗に咲いているのに気がつきました。
気温も暖かくなってきて、朝晩多少風があって寒いものの、日中はぽかぽか陽気になってきました。
春になると、卒業式や新学期など緊張とワクワクが交錯する時期です。
戦争やコロナ、経済的な厳しさなど真冬の時間が続く中、陽気だけでも気分を多少和らげてくれます。
FRINGEを立ち上げた時も東日本大震災の起きた3月の季節でした。
その日は、日中にも関わらずカーテンを閉め切った1ルームで、暗い室内で黙々とHTMLやCSSのコーディングをしていたのを覚えています。突然の揺れに家の皿が割れ、道路にも地面にヒビが入り、廊下や外から人の声が聞こえる中、暫くするまでそのまま作業をしていた記憶があります。
桜の咲く春は、沈んでいたり、精神的にキツイ状態の時が多く、お花見BBQ、新しい制服、リクルートスーツなどの明るい表世界を垣間見ると、そうした世界から離れ、なるべく隠れて、やさぐれていることが多かったです。
今年の春は、双子の出産を来週に控え、明るい話題ではあるものの、現実としてはコロナで傷んだ財務のホテルを立て直しながら、ワンオペ育児をしつつ、日々降ってくるクレームやトラブルに追われながら、血圧が上がり脳梗塞の再発の恐怖を感じながら、1日1日を何とかクリアしていっている感じです。
昔よりは、春の「やさぐれ率」は減ってきた感じがします。
罪障功徳の体となる こおりとみずのごとくにて こおりおおきにみずおおし さわりおおきに徳おおし
親鸞
週末、桜が咲き始める道を走っていた際に、お寺の横に上記の文言が貼られているを見つけました。
色々な捉え方ができる文言ですが、ぶつかってくる障害に対して避けずに受け止め、真剣に対応することが、後々大事なことなのかなと思いました。
最近はストレスの量に従い、ランニングの距離も3kmから10kmに増え、通常の平地から高低差のあるちょっとした山に変化してきましたが、習慣的に運動をすることで精神的な安定が保てている気がします。
昔は週末家にこもってゲームばかりしていましたが、それが運動に切り替わることで、色々な事がはかどるようになりました。(他の行動意欲も高まった気がします。)
1年後の春、どのような気持ちで、どのような環境で、どのような価値観・生活リズムを持って生きているのか楽しみです。