血流

6年前に脳梗塞を患ってから、血圧や血流に関して、自意識が向くようになりました。

先週からワンオペ育児が始まり、当初相当ストレスだったのか、血圧は高い状態が測定せずとも分かり、夜も深く睡眠できない状態(直ぐに覚醒してしまう状態)が続きました。

4日ほど経つと少しずつ生活パターンも読めてきたこともあり、落ち着きを幾分か取り戻し、血圧・血流の状態が悪いことも意識できるようになった為、意図的にランニングやサウナを時間の合間を縫って実施するようにしました。

すると、血流も良くなってきたのか、精神的に落ち着いてきました。それに従って睡眠も深くなってきました。

外資コンサル時の鬱

外資系のコンサルに入社したての頃、仕事が出来な過ぎて「鬱」になった経験があります。

その時は、「仕事で結果が出せない」→「がむしゃらにご飯も禄に食べず、寝ずに仕事をする」→「思考力が落ちる」→「余計仕事で結果が出せない」→「怒られる」→「血圧MAXで交感神経がMAX」→「夜、脳がカッカして寝れない」→「思考力が落ちる」→(繰り返し)→「やる気、生きる気力がなくなってくる」というサイクルで半年以上、心療内科の薬を飲み続けながらギリギリ働いていました。

当時そのサイクルを止めたのは、「永平寺」と「大乗寺」へ泊まり込みで1週間ほど座禅修行に行った事によるのですが、恐らく「血流」を多少落ち着かせることが出来たからではないかと今になって思います。

お寺で座禅修行している際は、朝4時起きで9時には就寝です。

また冬でしたので、本堂は零下にてめちゃめちゃ寒いです。

一日の中でやる事と言えば、唯一、座禅と作務と呼ばれる掃除です。掃除も修行の一つにて、集中して真剣に行うと徐々に身体も暖かくなってきます。

そして、精進料理(肉も魚もなし)を決められた食作法によって頂きます。また夜は大浴場で身体を温めることができます。

これを繰り返していれば、自然と血流も良くなり、交感神経優位だった状態から副交感神経も働き始め、夜も寝れるようになります。

結果的に、寺から下りてきてからは、鬱が回復し、外資コンサルをそのまま続けて仕事のアウトプットも出るようになりました。

血流を聴くことで鬱から脱する

現代では、ワンオペ育児や自身の許容量を大きく超えた仕事などでストレスが大きくなり、鬱になってしまう人も多くいると思います。

自身の血圧と血流に意識を向けて、軽めの運動をしたり、サウナに行ったり、「身体に」美味しいご飯を食べたりすると、少しずつ夜寝れて回復する可能性もあります。

とはいえ、自身も鬱が酷い時はご飯の味もしませんでしたし、幻聴・幻覚も酷かった為、冷静にこうしたことができない時があるのは知っています。

なので、少しでも血圧や血流の感じがいつもと違って「微妙な」感じだなと思ったら、直ぐに調整をするのが良いと思います。

最近、体調が悪くなるときの前兆もこの血圧や血流の関係で知ることが出来ています。血圧が高い状態が続いているにも関わらず、「更に頑張らないといけない」とアクセルを踏み続けると、次にアクセルを緩ませたときに、必ず風邪をひいたりして、身体は体調を悪くさせます。

ある種、正常に身体を休めようとするのです。新しい発想への着想や楽しく仕事や遊びをするにしても、まずは血流を大事に、状態を把握する内省時間を持たないといけないなと今だからこそ感じています。

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