10年を振り返ってみる

ここ最近一人でモヤモヤしていたこともあり、普段は人が集まる場所にはあまり行かない自分ですが、気分転換と頭の整理の為に名古屋で開催するイベントに行ってみました。

その名もアトツギベンチャーというイベントで、愛知県出身の中小企業の変革を起こしている後継ぎ社長が講演し、これから事業承継をする若者や既に承継済みの後継ぎ役員が集まり、講演者に質問をしたり懇談をして学ぶ会でした。

開催場所は名古屋駅の近くにある廃校になった小学校の建物をリノベした「なごのキャンパス」という所で、起業家やベンチャーの育成拠点としてコワーキングスペースやイベントスペース、オフィスとして昨年からオープンしているようです。

とかく保守的と言われる名古屋で、東京っぽい感じのベンチャースペースが出来てきた事に驚きました。
そのイベントで偶然にもスタートアップ系のラジオ番組を手掛ける方と出会い、急遽自身がラジオ出演することになりました。

人に出会うと何か起こるとは言いますが、実際に動いてみると動く部分はあるのかもしれません。
ちょうど自身の過去・現在地・未来、更にゴールについてコーチングを学ぶことで整理しようと思っていた矢先だったので、ヒアリングしてもらって(しかもプロに)整理してもらえるのは非常に有難いなと思いました。

過去の振り返りをしてみる

その上で、自身の過去をサラリーマンだったコンサルティング会社時代から今に至る部分を年次で一度振り返ってみる必要があると思いました。

2007年4月 Arthur D.Little Japanに入社
2010年8月 Arthur D.Little Japanを退社
2010年9月 音楽教室ベンチャー EYS-STYLEに入社
2010年11月 EYS-STYLEを退社
2011年5月 FRINGEを設立(初起業)
2014年6月 エクセルインを事業承継
2014年12月 クラウドリアルティ設立
2015年6月 リウシスを設立(2度目の起業)
2015年10月 クラウドリアルティの役員就任
2018年10月 HoteKanをリリース
2020年1月 クラウドリアルティの役員退任

コンサルを卒業してからちょうど10年ほど経ち、その間に計4つ(+α)のベンチャーに関わり、2つの起業、1つの事業承継を行いました。地元の名古屋に帰ってきたのが6年前で、脳梗塞になったのが4年前です。時期から見て、事業承継が予想以上にストレス過多だったことが分かります。。

清掃・ビル管理のリウシスを起業した時は、FRINGEを起業していたこともあり、起業に必要な手続きは一通り分かっていた為、比較的にスムーズに立ち上げる事が出来ました。

FRINGEもリウシスも自己資本のみで、資金調達は銀行からの借入のみで運営しています。一方で、クラウドリアルティはVCや銀行から融資ではなくエクイティとして6億円ほど資金調達して運営されています。デットファイナンスとエクイティファイナンスのどちらのタイプも創業から体験出来ているのは有難い事だと思います。

エクイティファイナンスかデットファイナンスか

プロダクト(サービス)に価値があり、かつスケールするビジネスモデルの場合はエクイティファイナンスが向いている気がします。ただ、大きな金額が一気に入る&色々なメディアで露出されると、注力すべきアーリーアダプターのユーザ視点が抜け落ち、いつの間にか良く分からない自己満足のプロダクト(サービス)開発やユーザを無視した機能改善、更にマーケティングやPRにお金と時間が掛けられてしまうという事が起きてしまうリスクもあります。

デットファイナンスの場合は、収益を上げないと基本的にお金が枯渇し潰れてしまうため、徹底的に売れる為の努力が進みます。ただ、その為プロダクトが不完全なままになったり、既存業種ビジネスとの代替になってしまう可能性も高くなります。

資金調達方法は起業する人の好き嫌いで良い気がします。私はデットファイナンスで始めて企業価値を上げて、その後M&Aも含めた形でエクイティファイナンスを考える方が良いのではと思うタイプです。

過去10年を「起業の視点」で振り返って見れたので、今度は現在地、そして次の目標地点をヒアリングしてもらいながら整理できたらいいなと考えています。

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