現在、ホテルスタッフの新人育成の為に終日ホテルで妻が勤務してくれています。その為、自分は自宅で1歳半の娘の育児をしながら、リモートワークをしています。
リモートワーク自体はこのコロナによって定着した部分はありますが、「育児」×「リモートワーク」になると途端に難易度が上がると分かりました。特にルーティン作業ではない、考える仕事や一から作る仕事などは相当難しいです。
今、ブログを書いていても、いきなり絵本が横から飛んできたり(読んでくれという意味でしょう)、キーボードを打ち込まれたり(勝手にShiftロックされていたり)、どっかに行ったり、転んで泣いたり、一定の時間集中して作業することができません。
またワンオペ育児においては、絵本を読んだり、ボール遊び、散歩などの子供の相手だけでなく、洗濯(&畳む)や食材の買い出し、食事の準備、オムツ替え、添い寝(お昼寝)といった時間律速のあるイベントをゴリゴリとクリアしていかないといけません。
その中で仕事の電話やSlack、メールの返信をするのが精一杯です。
考える仕事を行うには、子供が昼寝の1時間半の間のみになります。
また、ワンオペ育児を自宅で一人で行っていると、人と会っていないせいか、メンタル的にもネガティブに陥りやすいと感じました。これは正直大変です。公園などに散歩に行ってお母さん同士でママ友を作る意味が少しわかる気がしました。
誰かと話すことはメンタル的に非常に重要なんですね。。とはいえ、いきなり公園でママ友を見つけに行くのは気持ち悪がられるでしょうし難しいため、他の打ち手が必要だと思いました。
考えた一つは、「ついで」×「自然」×「運動」です。食材の買い出しに自然の多いルートでベビーカーを押しながらランニングで行きます。また天気の良い日はそのまま外で弁当を子供と食べます。
こうすることで、気持ちをうまくリフレッシュでき、午後からの仕事モード(お昼寝タイミング)を作ることができます。
今後、場所を問わず仕事をするのが当たり前の時代になったときに、こうした上手い脳リフレッシュ(OFF)を使いながら、パソコンに向かった瞬間(もしくは椅子に座った瞬間など)に仕事スイッチが直ぐにONに入るような工夫が必須となりそうです。
とはいえ、育児とリモートワークが全然機能していない自分からすると、世の中の育児しながら仕事している人達に対して本当に尊敬の念を抱きます。いかに同時マルチタスクにならないように調整するか、また一方でコントロール不能な事象(子供)に対して完璧を求めずにいかに柔軟に(適当に)対応していくか、育児によって鍛えられそうです。