本日、40歳の年となりました。
不惑の年とも言われますが(厳密には数え年なので1年違うかもですが)、不惑と言うほど達観できない、なかなか激動の年明けとなっています。
先週末から急遽妻が入院し、5月頃まで横になっていないといけない状態となりました。コロナの影響で2歳の娘は病室に面会に行くことができず、母に会えず不安な気持ちを抱えています。
ワンオペ育児
また自身もワンオペ育児となり、一日の生活パターンも大きく変わることになりました。
平日は娘を「こども園(1歳から行ける幼稚園のようなもの)」に預ける事ができる為、8時~18時であれば自由に動くことができます。ただ、休日はこども園がお休みの為、個別に動く事はできません。なので、出張も9時~17時で動ける範囲でしか不可能ですし、当然夜の会食などもできません。
朝は娘の準備と共に自身の支度もあるので、5時半には起きて、夜は娘を寝かせつける9時半には一緒に寝ています。
10年前の自身の生活から考えると、びっくりするほど激変しています(笑)
スーパーストレス
初めの3日くらいは、時間に追われるストレスと一人時間がないストレス、2歳時特有の行動によるストレス(服を着替えずに投げる、ご飯が気に食わないと食器をガッシャンする、棚のものを全て出し綺麗に並べ始める等)で久しぶりに血圧が上がっていることを実感しました。
5日ほど経った今、ようやくペースを掴み始めて来ました。日常生活のプロセス最適化問題と勝手に脳内でゲーム化し、出来る限りこの大変さを楽しむようにしています。
自身の出来る範囲を超えて、無理に続けようとすると、全てのパフォーマンスが著しく落ち、結果、全体として上手くいかない。
今回のような生活パターンの激変もそうですが、負荷が急にかかった場合に、いつものペースでやろうとするのはあまり効率的ではないと思いました。
上り坂でのペース配分
最近、週に2~3回ほどちょっとした山のトレランをするのですが、山の上り坂で平地と同じペース・走り方で走ろうとすると、一気にきつくなり、その後全然ペースが落ちます。結果、コース全体でのタイムも著しく遅くなります。
上り坂で少しペースを落としながら、先を見ずにまずは一歩一歩進む。平地や下り坂になったと時に徐々にペースを戻していくと、結果的に全体のタイムも早くなります。
上り坂やきつい時には、自分の出来る範囲で一旦止めておき、まずは歩みを止めないレベルで進み、平常時の高い目標を立てないことが大事だと感じます。
その内、続けていく内に上り坂(キツイ状態)も慣れてくれば、どのように走ればスムーズに進めるかも見えてくるので、そのタイミングで新しい事をチャレンジすれば良いのかなと思います。
コントロールできない事は諦める
これは、コロナ禍によって自身ではコントロールする事が出来ない状況(経営状況など)に2年以上身を置かれていることで、自身のコントロールできる所に集中してまずはやることを学びました。
コントロールできない状態で、いつもと同じ目標値に達しないことを散々悲観的になっていても、結果的に何も手が付かず、余計に凹んできます。
であれば、コントロールできる範囲を少しずつでも積み上げ、その部分に関してだけでも達成感を得た方が精神安定的にも良さそうです。
40歳となり、無茶だけではやり繰りできなくなってきた為、定期的に自身の状態(身体・精神パラメータ)を俯瞰しながら、負荷の強い状態を一歩ずつ進めながら乗り越えていきたいと思います。