ここ最近、開発した業務用アプリを宣伝するランディングページを作成しています。
その際に、「ランディングページに載せるテキストをどうしようかな」となりました。
どうせ作るならかっこいいテキストにしたいなと思い、「コピーライティング」について初めて勉強してみました。
参考書などを読んでいくにつれて、「コピー」に対する見方がこれまで軽すぎた事に気が付きました。
(例.キャッチコピー=見出しテキスト、ボディコピー=本文テキスト)
今までは、「コピーといっても所詮は宣伝用のただのテキストでしょ」と大して重要視していませんでした。
正直、「テキストなんて、商品やサービスの説明文があれば十分でしょ、結局はサービスそのものの品質が大事だし」と考えていました。(技術立国ニッポンのようなメーカー的発想)
そして、「3C分析(市場分析、競合分析、自社分析)を行い、マーケティング戦略を考えていれば大丈夫でしょ」と考えていました。(フレームワーク大好き机上のコンサル的発想)
つまり、「マーケティング戦略」×「商品の優位性(高品質)」=「バカ売れ」だと思っていました。
でも実際に自分のビジネスに適用しても全く「バカ売れ」になりません。。
当たり前ですが、そこに「戦術」が抜け落ちているからでした。
「マーケティング」(「戦略」×「戦術」)×「商品の優位性(高品質)」=「バカ売れ」だったのです。
その「マーケティング戦術」において、重要だったのが今まで一番軽視していた「テキスト」化だったのです。
マーケティング戦術というと、「コンテンツマーケティング」や「リスティング広告」×「ランディングページ」「SNS広告」「TVCM」「雑誌広告」「分析・効果測定」「ブランドイメージ」などの施策、つまり「どうやるか(How)」のイメージが強かったですが、実はその施策自体よりも「何を言うか(What)」を明確にしていることの方がよっぽど重要だったのです。
この「何を言うか」を凝縮したのが「コピー」だという事です。
マーケティング戦略で、「誰に(どんなセグメントに)」×「どんな提供価値を」伝えるか、徹底的に考え絞り込んだ上で、戦術として「何を言うか」を作ります。
そして、「何を言うか」の「コピーライティング」のコツは大きく下記の5つに分かれます。
1.新しい情報・提案感を出す
2.価格を訴求する(無料、割引、特価など)
3.第三者による記事ぽい感じを出す
4.リズムのあるトーンで大事なキーワードを入れる
5.質問形式や呼びかけ形式などで口語調にする
あとは、ひたすら実際に作ってみて「分析・効果測定」してPDCAを回し続けるという事です。
この「コピーライティング」の手法と考え方は、商品やサービスのマーケティング・販促だけでなく、経営理念やミッション、バリューなどにも大いに使えると思いました。
「誰に」×「どんな提供価値を」×「どんな言葉で伝えるか」=「自社の経営方針」だからです。
まずは、自分も実際に色々「コピー」を書いてみて、PDCAを回してみたいと思います。