今週から双子の息子達も慣らし保育を卒業して18時まで預けられるようになったのですが、早速昨日から双子共に発熱・咳・鼻水・目ヤニと「菌」の洗礼を受けています。
結果、娘も含めて登園は出来ず、3人を家で見なければいけません。
今週からフルで仕事をしようと思っていましたので、出鼻を挫かれた感じです。
とはいえ、予定は詰めて入れてしまっていたので、やれる範囲でリモートとオフラインを使い分けて乗り切るしかありません。
娘が1人預ける時よりも双子2人増えることで、体調が悪く帰らされるパターンが格段に増えてくると覚悟しました。
当然、3人預けられれば、平日の動き方・働き方が全然変わってくるので大変有難いのですが、それを過信するとこうしたイレギュラーの場合に対応できなくなってしまうので、親のどちらか一方は抜けられるスケジュールを立てておかないといけません。
特にどちらか一方が出張する場合は、もう一方は外せない予定を入れてはダメだと分かりました。
たまたま警察署の署長さんとお話する機会があり、「仕事上、何が一番大変ですか?」と聞くと、何かあった場合に2時間以内に警察署に駆け付けられなければいけない事だと言われていました。
なので、新幹線や飛行機に乗ってどこか旅行に行く事はまず出来ないそうです。子どもを保育するのも、警察署での指示を行うのも、やはりリモートは難しく、直接その場所にいなければいけません。
「somewhere(どこか特定の場所でやる)」仕事と「anywhere(場所はどこでも出来る)」仕事があるなと感じます。
新卒で入ったコンサルティングの仕事は「anywhere」な仕事でした。新幹線の中で仕事したり、お客さんの会社で仕事したり、オフィスで仕事する必要は殆どありませんでした。一方で、今やっているホテルの仕事は「somewhere」な仕事です。
ある程度、リモートでコミュニケーションできるように、「Slack」を使ったり、FRINGE開発の「HoteKan」を使ったりしていますが、やはり現場に行くことで解決することもあります。
HoteKanを開発しているFRINGEの仕事は、「anywhere」な仕事です。
「anywhere」な仕事の利点は自由度が高く、アウトプットとしてクリエイティブと言えます。
一方、「somewhere」な仕事の利点は具体的な課題が見えやすい為、リアルなビジネスニーズ・事業機会を見つけることができます。完全に「anywhere」な働き方や仕事をしていきたいと思う反面、「somewhere」の現場を知らない事で、机上の空論を作ってしまうのも微妙と思いながら、現在は両方をやっています。
今後、どういう働き方や生き方をしていくか、anywhere/somewhereの視点でもじっくり考えていきたいと思います。