FRINGE設立

2011年3月11日、東日本大震災が起きた日、カーテンを閉め切った部屋の中でHP制作を進めていました。
台所でお皿が落ちて割れる音がしていました。そのまま作業を続けていましたが、外から大きな声が聞こえてきて、初めてとんでもない事が起きたと気づき、テレビをつけたのを覚えています。

その2ヵ月後、2011年5月12日、FRINGEを設立しました。

横一列で4名ほど作業のできる机が一つとホワイトボードのあるレンタルオフィスを広尾に借りて、会社を立ち上げました。生まれて初めて、定款や会社設立に必要な申請書類を作成し(インターネットで調べながら)、公証役場や法務局、厚生年金事務所に行ったり来たりしました。
収入印紙という存在を初めて知ったのもこの時だったと思います。

会社設立後は、バリバリやるぞという意気込みも強く、連日夜遅くまでオフィスに残って、戦略を立てたり、営業資料を作ったり、Webサイトをテスト制作したりしました。

2ヵ月ほどは、設立時の勢いに任せて日々を過ごしていました。

しかし、3ヵ月も過ぎると、売上もゼロのまま、役員報酬という名の経費によって、毎月資本金がどんどん減っている現実に直面しました。

サラリーマン時代には、毎日仕事していれば、毎月決まった日に給与が振り込まれるのが当たり前でした。それは実は当たり前ではないのかと、その時に今更ながらに気づきました。

この経験は、今でも重要な原体験です。

実際、前のベンチャー企業の際には、自分も気づいていなかったのです。
入社時、それなりの金額の給与交渉を当たり前のようにしていたのを思い出して、とても恥ずかしくなりました。
「私はベンチャー企業の役員ですが、サラリーマンです」と自分で言っているようなものでした。

その後、半年ほど試行錯誤した後、運良く複数のWeb制作会社からの仕事を頂けることになり、Web制作の受託事業をスタートさせることができました。

関連記事

  1. 「構造化」って何?

  2. 役員とは何か

  3. コピーライティングの実践

  4. 会社経営を始めて知った「税金」

  5. マルチタスクはまともな仕事が出来なくなる

  6. 営業の場から学ぶ「伝える力」

  7. KSFやKBFを意識すること

  8. 現場改革の第二弾

PAGE TOP