LAUNCHPAD SEED

前回のブログから半年経ってしまいました。久しぶりのブログです。

一般的なスタートアップの起業家と言われる人達は、noteでブログを書くのでしょうが、大勢に見られるコンテンツを作るというのはプレスリリースくらいで許してもらいたいです。このブログは、これまでも書いているように、自分のメタ認知的時間でもあり、頭の整理の時間でもあります。

さて、先週は非常にバタバタしておりました。

27日(月)は博多で、NECネッツエスアイさんと一緒に九州のホテル関係者の方にアプリの紹介をしておりました。28日(火)は、朝「ウェルビー福岡」でサウナに行ってから、博多から東京に移動し、国際ホテル旅館さんの主催する「ホスピタリティ業界における自動化・効率化のトレンド」で宿泊事業者向けに講演を行いました。

「湯本富士屋ホテル」の秋山副支配人、「古屋旅館」の内田社長も講演され、そちらの内容が素晴らしく、良い聴講の機会を頂けたと思いました。

講演後、秋山副支配人や他のホテルの方々とHoteKanの導入検討の話をいただき、大変有難かったです。古屋旅館さんのDX事例は非常に参考になり、一つ一つのプロセスを愚直に改善し続けるその姿勢は直ぐに真似させて頂こうと思いました。

そして、29日(水)は、朝「PARADISE」でサウナに行ってから、ソフトバンクの本社が入っている「東京ポートシティ竹芝」に向かいました。夕方から開催される「LAUNCHPAD SEED」の決勝に登壇する為です。

10時、会場準備が始まったくらいのタイミングで入場し、登壇者はまだ誰も来ていませんでした。設営のスタッフの方、受付、クローク、ステージの動画配信、脚本・進行、バックステージの誘導、それぞれの担当の方が準備をされていました。

特に、ステージ周りの担当者はプロの方々でした。

画像撮影から動画編集されている方ともお話する中で、日本では見た事のない映像を作ろうとしているのだなと熱いパッションを感じました。

そうこうしている内にリハーサルが始まり、全員がピッチのリハーサルをしました。自分は、ステージでの歩き方と表情がダメダメだと指摘され、ステージ裏でその後、歩き方を練習していました。(前のめりになる)ランニング用の運動靴で来てしまったのが悪かったと非常に反省しました(泣)

ステージ裏では、緊張感高く、登壇者がそれぞれ小さい声でピッチの練習をしていました。自分は空気の薄さと緊張感でしんどくなり、外に出て練習しようと思いました。

暫くすると、登壇の時間がきました。始まってしまえば、あっと言う間でした。ステージに上がる音楽でテンションも上がり、一気に自身の想いを吐き出す事が出来ました。ステージを降りた後は、すっきりした気持ち、更に少しの高揚感と、「終わったー」という安堵感と達成感がありました。

表彰では、準優勝、東急不動産賞、オーディエンス賞と3つも頂き、大変有難い結果でした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000009074.html

29日以降、溜まっていた月末処理や怒涛のFacebookのメッセンジャーやメールを対応し、ようやく少し落ち着いてきたので、今ブログを書いています。

12月は、ようやく本腰を入れてHoteKanの開発と(道中サウナも入りながら)全国の温泉旅館行脚します。道後温泉、熱海温泉、箱根温泉、東山温泉など、実際の現場に伺い、HoteKanを更に進化させていきます。

タイでのサービスアパートメントでの導入についても、来年現地に行く事ができればと考えています。

こうしたIVSのような大きな舞台に出ると、各方面からの反響も凄く、色々な人と繋がることができます。一方で、普段いる現場(ホテル、清掃)はそうしたキラキラしたものは一切なく、日々泥臭い事の積み重ねです。

こうした泥臭い現場に向かい合っている支配人や設備管理者の方と話をし、HoteKanを使う中で現場が良い雰囲気になっていくことが至極の喜びだなと改めて思いました。

LAUNCHPADの会場に集まっている人達を外から見ながら、足元のゴミを拾える人、誰と話をすれば効果的だろうとキョロキョロしている人、俺が投資家ですといった雰囲気の人、お祭りモードの人、冷静に人を見て判断している人、いろいろな方がいました。

中島みゆきの「地上の星」ではないですが、足元を見ることなく、上辺だけ見ていると、本当に大事なことを見落としてしまいがちです。

HoteKanをフル活用している宿泊事業者の方は、ちょっとした異常、設備の不具合に気付ける組織です。更に、それをすぐに直そうとする意識の組織です。そうした組織は、会社の雰囲気も良く、上司部下関係なく会社を良くする方向に意見が言い合えます。HoteKanをきっかけに、施設管理が優秀な会社はいい会社と知ることができました。

何が言いたいか良く分からなくなってきましたが、とにかく浮つくことなく、淡々とリアルな事象と向き合い、それを生成AIでぶん回せるように修繕のデータベース化をガシガシ進めていきます。

今回のLAUNCHPAD SEEDの最大の目的であった「CTOのモチベーション最大化」は達成できそうですので、参加して本当に良かったです。ありがとうございました。

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