以前、親戚の高校生がビジコンに応募するのでアドバイスが欲しいということで、内容に対してフィードバックさせて貰った時があります。
その際に非常に優秀な子だと理解したので、自身が参画しているSTATION Aiで開催している「STAPS(STATION Ai Program for Students)」を紹介しました。
プログラムに応募して無事に受かり、中間発表会が8月22日にあるというので、仕事を抜けて見行ってきました。すると、殆どの参加者が大学生や大学院生の中、一人だけ高校生でかつチームも1名体制で頑張っていました。
自身も大学生の頃、(調子に乗って)こうしたビジコンイベントなどにも参加したことがありますが、明らかに当時の自分よりもSTAPSに参加する学生の皆さんはちゃんとしたビジネス案の策定をしていて感心しました。
親戚の高校生も実際の自身のペインを基にしっかりとした内容を発表をしていました。
実際にビジネスとしてお金になるかどうかは置いておいて、皆、ちゃんと課題を明確にして、それを解決するためのサービスやプロダクトを考えて作っていたのです。
一方で、こうしたイベントに参加している学生はどういうモチベーションで参加しているのかなとも不思議に思いました。
自分自身は完全に不純な動機でした。「お金」が賞金として貰える or 海外で発表できるからビジコンイベントに参加していました。
なので、お金ももらえないイベントなのに夏休みを返上してこうしたイベントに出ている事が不思議でした。
中間発表の後、親戚の高校生には声をかけてそのまま勤務に戻ってしまった為、他の学生とは話が出来ませんでしたが、今度最終発表の際にもし時間があれば、聞いてみようかなと思います。
大学時代、自身も起業をしようか悩みましたが、結局は日和ってしまい、外資系コンサルティングファームという当時人気の王道へ就職してしまいました。
今思えば、初月から給料を貰って社会勉強まで出来るサラリーマンが出来て有難かったです。その後起業をして初めて、お客様からお金を頂かないと給料も払えないという事が分かった時は多少なりともサラリーマンの時の貯金が合って良かったなと思ったものです。
学生起業家が増えることは良い事だと思いますが、一方で初手の資金は一体どうするのだろうか、親からお金を借りるのだろうか、学生バイトでゴリゴリ稼ぐのか、一度聞いてみたいと思います。個人的には高額給料のサラリーマンが一番資金調達としては手っ取り早い気はします。