前回に引き続き、「UIデザインの教科書」での学びを書いていこうと思います。
今回は3章「ソフトウェアの影響」という事で、「Web」と「アプリ」のUI基点での違いを理解したいと思います。
【Webのメリット】
1.マルチデバイスの展開がしやすい
2.OSの違いによる環境の差異が小さい
3.同時に複数のブラウザを起動できる
4.サービス毎のインストールが不要
【Webのデメリット】
1.操作上のインタラクションが乏しい
2.ジェスチャーへの対応が難しい
3.操作スピードが遅い
【アプリのメリット】
1.動作が早く、操作が軽快
2.タッチパネルでは多様なジェスチャー操作に対応できる
3.データ通信量(料)が同一条件のWebと比較して少量(料)で済む
4.中断や再開が容易
【アプリのデメリット】
1.サービス毎に都度アプリをインストールする必要がある
2.OS毎に異なるプログラム言語で開発する必要がある
3.最適なインターフェイスがデバイスやOS毎に異なる
まとめると、サクッと実装してお試し版を作る場合やスマホやタブレット、PCなど複数のデバイスで利用する場合にはWebが最適で、スマホだけで使う場合は動きのスピードや操作の軽快さからもアプリが最適という事です。
「HoteKan」は入力はスマホ、確認はPCだったりしますので、現状のWebでも問題はなさそうです。ただスマホのみで対応するアプリを作成する場合は、Webでは微妙そうです。最近ではWebにおいてもアプリにおいても早さがとても重要になってきていますので、如何に軽く実装できるかがUIデザイン上においても鍵だと言えます。