前回は、UIデザインの実践練習として【Webアプリ】を対象としました。今回は、運営しているホテルの客室を対象としたリアル版のUIデザインの実践をしてみたいと思います。
【現状の問題点】
客室の冷蔵庫のスイッチが分かりづらく、お客様から冷蔵庫が冷えなかったという口コミを貰う
実際のスイッチの状態はこちら。確かに机の照明のOn/Offに見えてしまいます。
【UIデザインによる解決策】
スイッチが自然と冷蔵庫のOn/Offだと分かるように、文字ではないデザインで誘導する
初め、ホテルスタッフの方でテプラで作った「冷蔵庫のスイッチはこちらです」を貼ろうとしていましたが、UIデザイン的には文字を読まないといけないのは「頭への負荷(インタラクションコスト)」がかかってしまいUI的には良くないので、絵だけで分かるようにしました。
冷蔵庫を絵にするには、「冷凍庫」「冷蔵庫」と「扉の取っ手」があれば連想できるかなと考え、冷蔵庫の置き場に近い側に貼り付けてみました。実際に貼ってみた感じがこちらです。
これで暫く運用してみて、お客様からの疑問や口コミが減るかを一度検証してみたいと思います。