アクセレータープログラム(5週目)

10月2週目、残暑がまだまだ続く感じです。

名古屋の各ホテルも週末満室の所も少しずつ出てきたようです。当ホテルは満室ほどはありませんが、今年初めて50%の稼働率が出せそうな感じです。

ただし、財務的に疲弊しきったホテル業界はここからが勝負となります。

追加融資は出来ない為、月次黒字を出せたとしても返済用に貯めておかなければいけません。稼働率は上がっていく為、フロントスタッフや清掃スタッフを増員したり、客室修繕なども行っていかなければいけませんが、コロナ前のような追加コストがかけられません。

コロナの期間でダメージを最小限に出来たホテルは、収益のある程度の割合を追加コストに回せる為、稼働増に対する恩恵を受ける事ができます。一方で、借入金を殆どコロナ期間で溶かしてしまったホテルは、稼働増に対して追加コストのかかる打ち手が出しにくく、結果的にクレームを連発することになります。

現在もコロナが落ち着いているとはいえ、コロナ対策を十分にしていないと、滞在されるお客様が増えてくる分、不安になられたり、イライラされる方が出てきています。

とはいえ、移動や宿泊が自由に出来ることは大変喜ばしいことです。このままコロナが一定数で収束してくれることを切に願います。

さて、アクセレータープログラムも5週目が終わり、現在6週目。今週水曜日にあるDemoDay(公開ピッチプレゼン)の収録に向けたプログラムに移行してきました。

<ピッチの種類>
1.エレベータピッチ(45秒以内):いかに事業や会社に興味を持たせるかがポイント
2.VC向けピッチ(2分~5分):VCがピッチ後に話をしたいと思わせれるかがポイント
3.VCの投資検討ミーティング用ピッチ(30分~1時間):投資に値するかを示す事ができるかがポイント

<VC向けピッチ資料の必要項目>
1.タイトル(表紙)
2.現在のトレンド
3.世の中の問題や課題に対する鋭い洞察
4.解決方法
5.製品・サービス説明
6.ユーザにとっての嬉しさ
7.売上やユーザ数などの実績(定量的、定性的)
8.市場規模
9.競合分析
10.ビジネス(収益)モデル
11.拡大(販売)戦略
12.チームメンバー紹介
13.事業計画・目指す方向
14.資本政策
15.背表紙

2分間のサービス紹介プレゼンといった感じで、自分も初めての経験の為、かなり戸惑いの中で準備しています。

コンサル時代から資料というと整合性の取れた説明資料が中心で、出典も書かれていないグラフ、写真一枚や文字だけの資料というのは違和感があります。

また、提案資料は誰に向けたものか、初めに理解した上で作成する為イメージがしやすいのですが、今回のように不特定多数の人が聞くプレゼン資料を作るのは正直かなり難易度が高いです。。

まぁ何事も経験と思って、やってみたいと思います。

関連記事

  1. アクセレータープログラム(2週目)

  2. アナログじゃなきゃダメな領域

  3. 「デジタル」×「アナログ」

  4. 信用と口コミ

  5. 社内での知見共有の難しさ

  6. プロジェクト前のブレインダンプ

  7. 具体的な絵に落とせるか、評論家で止まるか

  8. 対話

最近のBLOG

  1. 2024.05.21

    SusHi Tech Tokyo
  2. 2024.03.19

    TRY ANGLE EHIME
  3. 2024.01.2

    仕事始め
  4. 2023.12.30

    良いお年を
PAGE TOP