ここ最近はコロナよりもロシアとウクライナの戦争の報道で持ち切りです。
1ヵ月前くらいから娘をこども園に送る車の中でBBCニュースを聞きながら通園しているのですが、先月途中からウクライナ一色となっていったのを感じています。(ちなみに大して聞き取れてはいません!)
値上げ通知
ホテルへの影響としては、1週間に1回は色々な業者さんから値上げの連絡が来ます。
今週は、ドレッシングの値上げでした。先週は、マヨネーズ、ガス代、歯ブラシ。先々週は、リネン代、ポリ袋です。
通常であれば、相談して金額調整となるのですが、もはや一方的な通達になってきました。みんな厳しいからごめんね的な感じです。
コロナによるコンテナ不足(一部の港で滞留)している問題や、運搬船が滞っている問題に追加されて、エネルギー転換による今の内に値上げ策の原油高、そして追加されて戦争です。
国を跨いで世界間でモノやお金を回し、格差を利用して経済発展してきた中、その間をブツッと断ち切られた感があります。
中央集権が介在しないブロックチェーンによる契約技術を用いればその部分も一部解消できるでしょうが、一方で現状戦争を仕掛けたロシアを助ける事にもなりかねません。
何よりもモノに関しては、ブロックチェーンでの交換が不可能です。
仕込み開始
コロナの感染者数もなかなか下がりきらない事もあるのか、国内の雰囲気はネガティブよりです。
こうなってしまうと、新しい技術開発やサービス創出などが中々生み出されなくなり、より厳しい経済状況となっていってしまいます。
中小零細企業にとって、個別企業でなんとか出来る問題ではありませんが、まずは死なないように財務調整をしながら、次の仕込みを準備していく事が重要です。
今、個人的にもワンオペ育児をしながら会社を回すのは心身共に厳しい状況ですが、清掃会社の方のメンバーも急遽仲間が戦線離脱してしまったこともあり(年末に癌が判明、手術も終わり現在療養中)、他のメンバーが昼夜関係なく働いている状態です。
目の前の仕事を回しながら、3月しっかりと準備をして、4月以降の飛躍に繋げていきたいと思っています。
戦争もそうですが、いきなり他の国が攻めてきても何も準備していなければ、一瞬で色々なものが終わってしまいます。(日本の軍事力は世界と比較してもアメリカ、ロシア、中国、インドに続く程、高いものです。)
会社も有事になる前に、しっかりと準備しておく必要があります。
平時(利益の出ている)における取引銀行との関係性の構築、法人保険の活用、減価償却の積み立て、PLの損益だけでなく、平時こそBSをしっかりと準備しておくことが持続可能な経営に繋がると思います。
こうした戦争といった非日常が起きると、人々の意識の中に色々な感情や考えが巻き起こると思います。今後、人として会社としてどのように生きていくかが問われている日々です。