新しいものを学習する

緊急事態宣言が色々な都道府県で毎週追加されていきますが、それに伴い、色々な業種で不況が長期化してきています。

一方、FRINGEのエンジニアが住むアメリカではワクチン接種もかなり普及し、全体としてコロナが収束した雰囲気となっており、ワクチンを敢えて打たない人も出てきているようです(接種率が伸び悩んでいるのはその為)。

経済活動も活発化しており、マスクをせずに大勢で集まったり、お酒を飲んだり、イベントも開催され、ホテルの稼働率もコロナ前の8割程に戻ってきているようです。

アメリカと同じ展開となるのであれば、高齢者のワクチン接種率が50%以上になったタイミングで重症者数も減り、行動に制限のある発令も徐々に解除できます。

とはいえ、コロナの接種回数が現状の1日30万回程度ですと、65歳以上の3600万人が2回接種するのに8か月ほどかかってしまいます(五輪どころか2021年が終わってしまいます)。100万回/日のペースで接種が進んでくれることを願っています。(100万回でも2ヵ月半はかかるので早くて7月末です。)

それまでは、どこも出かけられないでしょうから、前回のブログにも書いたように宅建の勉強を始めています。(昨今、コロナ禍で資格系の学校が混雑しているようです。)

勉強の効率的なプロセス(方法)も考えながら、備忘録的に学習した内容を書いていこうと思います。

ここ最近で自身が受けた試験と言えば、「第一種衛生管理者」と「ビル管理士」です。

どちらも同じような方法で学習してみました。まずは勉強を始める前に、①ゴール(試験に合格、期限が決まっている)があるタイプと②ゴールがないタイプに分類します。②のタイプは自分で短期・中期・長期のゴールを設定しなければいけません。

一方で、①に関してはゴールが既に設定されている為、まずはそれを正確に知る事が必須となります。今回の宅建であれば、試験日(10月3週目)、試験時間(2時間)、問題数(50問)、問題種類(グループ5種類・個別42項目)、合格最低点(36点:70%)です。

次に、教科書探しです。これは、読んでみて自分がテンションが上がるかどうかで決めればいい気がします。(難しく詳細のものにテンションが上がるのであればそれで良いですし、簡潔に要点を把握できるものに取り組み安さを感じるのであればそれで良いです。)ただし、その1冊で内容が全て完結(MECE:漏れなく重複なく網羅)しているものを買うべきです。

ゴールと教科書が揃えば、教科書に記載してある学習する項目をExcelか何かでリストを全て書き出します。そして、全ての項目の完了を100%として、一つずつの項目に全体の内の何%進んだかを事前に記載しておきます。

教科書を学ぶ期間を試験日までの期間の50%に設定、残りの50%の期間を過去問を解く期間とします。宅建の試験日は10月の第3週目なので、今から約5ヵ月です。7月末までは教科書を学び、そこから10月の試験日までは過去問を解きます。

すると、1日にやるべき項目数が明確になります。

例えば、自分の買った教科書での学習項目数は127個、平日50日(2ヵ月半:10週)でやるには、1日2~3項目やれば間に合うと計算できます。この際に必ずやれるペースに設定することが重要です。

教科書はただ読むだけではなく、各項目で学んだことを自身の身近な例に適用して考え、それを書いていきます。(ブログでその内容を書いていければと思っています。)

教科書にマーカーを引くのはご法度です。(分かった気になるだけ。)

インプットよりもアウトプットした方が記憶の定着と日々のモチベーション(達成感)に効いてきます。(ランニングのアプリみたいなもの。)

教科書が終われば、過去問ですが、これもカテゴリ毎に分解してやっていけば良いです。毎回1年分やるのは2時間もかかる為、集中力と作業時間が確保できません。

1.権利関係(14問): 所要33分 最低点10問
2.宅建業法(20問): 所要48分 最低点14問
3.法令上の制限(8問): 所要20分 最低点6問
4.税・価格の評定(3問): 所要7分 最低点2問
5.免除対象科目(5問): 所要12分 最低点4問

まずは、30分時間を取れるのであれば、「権利関係」(以降1)だけ1年ずつ1日毎に解けば、7日間で7年分過去問が出来ます。3と4と5であれば、30分で一気に1年分解けます。

つまり1日30分~1時間で、1週目は1を7年分、2週目は2を7年分、3週目は3、4、5を7年分解けるので、2ヵ月半あれば2周できます。

また過去問の回答もExcelなどに入力して残しておけば、どの分野のどの項目で毎回間違うかが明確になります。(教科書同様に形に残る為、達成感も生まれます。)何回かやってみて、各カテゴリの最低点以上取れるようになればOKです。

まずはこの下準備をした後、これから実際に各項目を学習していこうと思います。
過去問に取り掛かる8月頃には、日本もコロナがある程度収束している事を期待しています。

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