今年のGWも残り明日明後日の土日となり、週明けは日本中の殆どの人が憂鬱な月曜日を迎えることかと思います。
自身は、このGWはひたすら寝込んでいました。先週の29日に発熱をして、熱は1日で下がったのですが、体調不良が続きました。
結果、GW色々と予定を入れていたのですが、全てキャンセルをして、ひたすら自宅療養していました。
妻にも移って、全員ダウンでした。娘は一人で元気です。(余計大変。。)
なので、GWの行楽地がどれくらい人で混雑していたか、さっぱり分からないのですが、ホテルの稼働状況を見る限り、明らかに昨年とは違うGWだったと予想がつきます。
昨年は名古屋駅周辺の少しハイブランドホテルには多く宿泊者がいましたが、他はそうでもありませんでした(うちも含む)。
一方で今年は、どのランクのホテルも稼働が高く、一気に人が色々な所に移動した様子が見て取れました。GW後の予約も比較的に多くなってきており、旅行客以外にも仕事による出張客も増えてきている感じです。
ようやく観光業も少しずつプラスの傾向が見えてきました。2年間のダメージを返すのは並大抵ではありませんが、日本が今後世界と戦っていくには必須の観光業ですから、何とか持ち直していくしかありません。
稼働も上がってきた事と、双子の乳児が産まれたことで妻が中々出勤できない事もあり、1名ホテルのメンバーを追加しようと先月から有料で求人を掲載しておりましたが、なかなか採用に至りません。
コロナ禍の時は、無料の求人にわんさか応募が毎月やってきていたのですが、今年に入ってから中々採用が難しくなってきました。
また、GWなどの長期のお休みに入ると決まって起こる不可解な設備異常ですが、まずはフロントのPCが壊れました。次に、客室のルームキーを発行するPCが壊れました。
GWなどは業者さんも動いてくれず、途方に暮れます。今回もギリギリの運用で何とかこなしていますが、ホテル業をしているとGWという業者さんが長期で休みになるタイミングは恐怖でしかありません。
ホテル業は一見、接客業が中心に見えますが、実際は設備管理業務が半分以上です。
24時間の内、5時間は清掃と設備修繕の時間です。Wi-Fi、フロントシステム、電気、ガス、空調、給湯、給水、排水、筐体(壁、床、窓、天井)、トイレ、ルームキー、照明、テレビ、机、ベッド、電話、消防機器などなど、昨日まで普通に動いていたのに、急に動かなくなったり、壊れたりします。
GWは世の中の方々は皆さん、羽根を伸ばしてゆっくり過ごせる時ですが、サービス業の方々は設備が急に壊れないことを祈りながら、必死に休みなく回しています。(大変お疲れ様です。)
長期休暇は良いことですが、世の中の人がバラバラにお休みが取れる仕組みに変わるとより良いのになと思います。