ロボット・DX・教育

敬老の日を挟んだ三連休は台風となり、明日からの秋分の日を挟む三連休も同じく台風となりそうです。

台風が過ぎた後、連日のムワっとする暑さは急にどこかへ行き、朝晩涼しくなりました。この涼しい秋の感じが自分は好きです。

ただ、この時期は常に変動のタイミングとなり、いつの間にか年末になっている事が多いです。今年も怒涛の3ヵ月が過ぎて終わる気がします。

昨日は、滋賀県の大型旅館さんにアプリの導入に関する打ち合わせに行き、無事契約頂ける事となりました。

生産性の低いと言われる宿泊業や清掃業に対して、何らかの打ち手を打っていかないと、今後は衰退の一途です。

人が関わらないとどうしても出来ないバックヤードの世界は多くあります。

今後さらに必要になってくる領域にも関わらず、残念ながら人気もありません。

そして担う人も減ってきています。

人が減ることで品質が下がれば更に業界全体が落ち込みます。

解決策としては、「ロボット」「DX」「教育」です。

「ロボット」に関しては、まだまだ出来る範囲が限られます。ベッドを組んだり、細かな備品をセットしたりするのは難しく、広い平面の廊下や共用スペースの清掃に限られてしまうのが現実です。

家庭やオフィスレベルであれば、ロボットの採用は可能ですが、ホテルや旅館でのロボット採用はまだ時間がかかりそうです。

次に「DX」です。DXは現状の業務の置き換えができ、生産性が上がるのであれば採用しない手はありません。

ここでの問題は、導入時の壁です。スタッフ全員が使いこなせるようになるまで、管理者が根気よく誘導していく必要があります。スタッフに丸投げでは日常的に使用されるようになりません。

ただ上手く導入が出来れば、DXは生産性向上に寄与する効果的な手段になります。

最後に「教育」です。人のビジネスの場合、やはりここが肝になります。

一番上手くできる人の真似が全員出来ればオペレーションの品質が格段に良くなります。

ただ、書面のマニュアルや動画のマニュアルだけではなかなか伝授することが難しいです。

直接指導する方法が最も伝授しやすいのですが、そうした指導できる人が色々な現場を回るのは数と場所が限られてしまいます。

そこで、今日「ARを使った研修」ができないか打ち合わせに行きます。

もしこれが実用的となれば、国内の遠く離れた場所でも指導ができ、更に言えば最もオペレーション品質の高い人の見本が体験できる画期的な手段となります。今後、「教育」での工夫が人が少なくなってくる日本において非常に重要になってくると考えています。

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