今日は久しぶりにホテルに出勤しています。
今週末は大学生達が熱田神宮から伊勢神宮に向かって駅伝(全日本大学駅伝)をしに、うちのホテルでも強豪校がいくつか宿泊されています。
今年も近くで廃業をされた旅館もあり、熱田神宮近くのホテルはうちを含めて2つとなってしまいました。今後もそうした駅伝大学生達の為にも、頑張って継続運営していきたいと思います。
最近は、ホテルの稼働もコロナ禍と比べればだいぶ回復してきており、どちらかと言えば人材不足の方が今は問題となっています。
他のホテルの様子を聞いても、急な稼働の上昇と非常に面倒な全国旅行支援の手続きによって、スタッフの残業時間が急激に増えており、疲弊したスタッフや退職を検討するスタッフが増えてきているようです。
一方で採用は容易ではありません。現在当ホテルも4媒体掲載していますが、コロナ禍の約1/10以下の応募数です。(コロナ禍の際は有料求人しなくても年間30名以上の応募がありました。)
今後はこれまでの有料媒体掲載頼りではなく、自社の中身(雰囲気、働き方、スタッフ)を出していくSNSを使った共感採用も重要になってくるかもしれません。
それにしても、最近在宅育児をしながら仕事をするのに慣れてきてしまっていて、30分以上集中してPCに向かえること自体に戸惑いと贅沢を感じています。
在宅でのリモートワークはコロナによって定常化された企業も多いと思いますが、出勤しての仕事も適度にあった方が良い気がします。
40歳過ぎてから、場所を問わずどこでも働ける仕組みを作りたいなと考えていますが、その場合、プライベート感の「ない」空間を意図的に作ることも働く上で重要になると感じています。例えば家でやらずに、外に出てスタバでやる感じでしょうか。
帳簿作成や数字の入力などの作業系の場合は比較的にどの場所でも作業できると思いますが、頭の中にあるものを組み合わせて資料を作成したり、考えたりする必要のある仕事は、景色の良い場所、他人はいるけど静かな場所など多少目から脳に刺激がある場所の方が捗る気がします。
昨日、公開から6年経った「君の名は。」をAmazon Primeで初めて観ながら(&15分置きに子供の泣き声で中断されながら)、「飛騨」「東京」の2拠点で働くとしたら、どちらに何日ずついて、それぞれの場所でどこでどうやって仕事をすれば捗るんだろうなー(映画の中で「飛騨」ではカフェがないという設定でした。)と考えていました。