サーフィン

宿泊業は今年の夏も開店休業状態にて、天気も良く、暑くなってきた為、週末は朝4時半から家を出て、一人でサーフィンに行ってきました。(娘が出来てから一人行動は貴重な時間です。)

6時に着き、サーフボードを持って海に向かうと、誰も入っていない事に気づきました。

風があり、波が崩れ、サーフィンには宜しくないコンディションのようでした。

ただ、折角朝から来たため、海には入ろうと思い、沖には行かず手前で安全に練習しようと思いました。とはいえ、誰もいないだけに、どの波も直ぐに崩れ、乗れないどころか吹っ飛ばされ続けました。

1時間ほど孤独な闘いをしていると、5~6名ほど海に入ってきて、少しホッとしました。

そこから1時間くらい頑張って、波に巻き込まれながら、岸まで追い返されながら、2・3回ほど何とかテイクオフできました。荒波に体力を削られまくった為、2時間ほどで上がり、道の駅で桃(4つで500円、安い。。)を買って帰りました。

久しぶりにサーフィンをしていて、色々感じた事がありました。

一つは日頃から練習していないと出来ないこと(笑)

もう一つは、コンディションが悪く、乗れない波しかなければ、どんな上級者でも乗れない(乗らない)こと。

今の宿泊業は、まさに乗れない波しか来ない状態が続いています。コンディションが悪い状態の時に、どれだけ足掻いても、波に乗る事はできません。

逆にコンディションが悪い状態で足掻きまくると、体力がゴリゴリ削られて、いざ乗れる波が来た時に腕と足がガクガクで対応できません。

とはいえ、日頃からの練習が無ければ、良い波が来ても、そもそも乗れない為、日々の地道な積み重ねも重要です。

人は削らずに人材教育(自身で出来る範囲を増やしてもらう)を地道に積み重ねつつ、稼働が増えたタイミングでしっかりと対応していくということかと、サーフィンをしながら身体で体感しました。

どうしても人間、努力したり、頑張ったら、その分確実に結果が出るのではないかと思うのですが、正しいタイミングに正しいやり方でやらなければ結果はでないようです。

6年前に同級生と立ち上げた不動産クラウドファンディングの会社ですが、先週他の会社に売却されました。

俗にいうM&Aです。売却額などはどちらも上場していない為、表には出てきません。

ただ、言える事は倒産よりはましな選択(個人投資家にとっては特に)だったというレベルのものです。

Fintechベンチャー界隈では比較的に先端を走っていた会社でもあり、中で働いていた人も優秀な人ばかりで夜遅くまで皆が仕事していました。しかし、その努力量は売上と利益には結びつかずに終わりました。

正しいタイミングに正しいやり方でやる。口で言うほど簡単ではないです。

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